2011年04月15日
4月15日
今でこそ美しい桜で一面埋めつくされ、桜の頃には賑やかになる原谷苑。
たくさんの苦労を経て、今に至っています。
昭和初期の開拓初期のころはガラクタ捨て場となっており、木や植物作物を植えても全く育たなかった中で、昭和30年代になると桜の種類だけは順調に育ち、はじめは身内だけでお花見をされていたそうです。
昭和40年ごろに人づてに桜の評判が広がり、桜の時期だけを一般公開することになり、「原谷苑」と命名されました。
そして平成になってから沈丁花・山吹・ツツジ・石楠花・林檎などを植え始めたそうです。
夜にはイノシシが乱入し土を掘り起こすため、寝ずの番をしたこともあったそうです。
桜のシャワーという表現がぴったりなこの場所。
この土地を開拓し続けた人たちの苦労の賜物だったのですね。
上賀茂神社の枝垂れ桜
チャイルドドクター
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