北野天満宮

2012年03月22日

ようやく北野天満宮の梅も見ごろを迎えました。

今年は遅くまで寒かったですが、本格的な春ももうすぐそこに来ています。

菅原道真5歳のときにこの句を詠んだそうです。

 うつくしや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある

そして、大宰府に行く時自宅の紅梅殿でこの句を詠まれました。

 東風(こち)吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

 

境内に並んだたくさんの奉納された牛は、道真公の霊を慰めるために、奉納する人の思いとともにこの境内に納められているそうです。

 

丑年に生まれた道真公は丑の年丑の日に縁があり、自らのお墓も「牛の行くところに定めよ」という遺言を残されたとか。

他にも牛との関わりのある話が多くあり、牛を慈しまれたことが窺えます。

牛もいろいろな姿をしているので、じっくり見てみると面白いです。

 

かわいい顔してますね。

 

菅原道真公には、梅の木が主をしたって大宰府に飛んで行ったという”飛び梅伝説”など、梅にまつわるお話が多く残っています。

梅や牛を愛してやまない道真公が偲ばれます。

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