2015年06月7日
京都・山科にある勧修寺。
ここは門跡寺院しか許されない5本線のある白壁に囲まれています。
境内は池泉回遊式庭園で、氷室の池には花菖蒲・スイレン・半夏生が見頃になっていました。
池の向こうに見えるのは観音堂です。
本堂の周りでは紫陽花が見頃になり、緑と紫陽花の青に彩られていました。
まださつきも咲いていましたよ。
さつきの向こうには私の好きな弘法大師像がありました。
弘法大師像の周りには、ミニ四国八十八ヶ所が設定されてありました。
一から八十八の石が置かれてあり、その石を踏んでいくと八十八ヶ所巡りをしたと同じようなご利益が得られるとか。
全く同じではないとは思いますけどね^^ゞ
あまり人のいない池の向こう側にも行ってみました。
大きく立派な木々が池に映りこみ、幻想的な雰囲気にうっとり・・・
鳥の鳴き声がするのでふと顔を上げてみると、水鳥たちが巣を作り子育てに勤しんでいました。
ここは水鳥たちの住処になっているそうなんです。
こういう自然の営みを間近で見られるなんて!
こんな素晴らしい自然環境は大事にしていきたいですね。
印象的だったのは樹齢約700年という「ハイビャクシン」。
直径3メートルはあろうかというこの不思議な植物。
そのハイビャクシンに囲まれているのは水戸黄門でお馴染みの、水戸光圀公が寄進されたと伝えられる石燈籠があります。
大きな傘を持つこの燈籠の独特な形は「勧修寺型燈籠」と言われています。
勧修寺
http://www.kyotonikanpai.com/spot/04_04_yamashina_daigo/kajuji.shtml
智積院 利休好みの庭園
伏見稲荷 田植え祭
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