「土手の花見」と防災

2011年02月17日

満開の桜ですね~(^^)

と~ってもきれいです♪

あ、もちろんこれは去年の桜の写真でございます。

今は梅の真っ最中ですもんね。

梅の季節なのになぜに桜?

とうとう頭おかしくなったか!?

いえいえ、頭おかしいのは前からちょっとだけありましたが、それはさておき。

興味深い新聞記事を見つけたので皆様にも少し見ていただこうと思った次第でございます。

京都だけではないのですが、疏水や河川の土手が桜並木になっているところが多いですが、これはなぜだかわかりますか?

寒い地方などですと、冬の間に霜が立って春にそれが溶けてしまうと霜だった部分が隙間になってしまい土手が緩んでしまいました。

そのまま梅雨になり、台風の季節になるといつ決壊してもおかしくない状況になるわけです。

なので梅雨が来る前にしっかり踏み固める必要があります。

だからといって「何月何日に皆で土手を踏み固めるので出てきてください」などと声掛けをするような無粋なことは昔の人はしませんでした。

何をしたかというと、代わりに土手の近接に桜を植えたのです。

春先に桜が満開になると人々が花見に訪れ土手の上を歩いてくださる、知らず知らずに土手を踏み固めているのです。

知らずにしていることが実は防災に役にたっていたのですね~!!

そんな意味があるとはつゆ知らず、春先には喜んで花見に出かけていました。

最近は道がコンクリートで固めてあったりして昔ほどそんな意味もなくなっているのかもしれないですが、日本人の粋な心意気とアイデアには感動しました。

日常生活のちょっとしたことにも意味があるんだ。

改めて感じた記事でした♡

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