壬生寺万燈供養会 中堂寺六斎念仏

2011年08月24日

8月16日

壬生寺で盂蘭盆会の供養会・万燈会が行われ、送り火の今日は中堂寺六斎念仏が奉納されます。

六斎念仏とは、今から約1100年前に京都の街に疫病が蔓延し多数の死者が出た時、空也上人が托鉢用の鉢と瓢箪を打ち鳴らし洛中で「南無阿弥陀仏」を唱え人々の不安を取り除いたというのが起源とされています。

仏教で言う六斎とは、8日・14日・15日・23日・29日・30日の6日をいい、悪鬼などが勢いを得て人々に災いを及ぼすと言われています。

この日に念仏を唱えることから「六斎」の名が生まれました。

その後、宗教色が薄れ芸能性・大衆性を多分に盛り込まれたのが「中堂寺六斎」で、盂蘭盆会と相まって今日の形になったと言われます。

昭和58年に文化庁から重要無形文化財に指定され、お盆を中心に幅広く活動しています。

京都の貴重な伝統芸能です。

 

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